少額訴訟の費用は相手に請求できる?
■少額訴訟とは
少額訴訟とは、60万円以下の金銭の支払い請求を目的とする手続きのことをいいます。
平成16年の改正により、少額訴訟の上限が30万円から60万円に引き上げられたことにより、訴訟は身近なものとなり、家庭裁判所における取り扱いの約7割は少額訴訟となりました。
少額訴訟は、簡易裁判所に訴えを提起する手続きですが、申し立て費用が安いうえに手続きにかかる時間が短く、原則1回の期日で審理が終了し、即日判決が言い渡されます。
■少額訴訟の費用
少額訴訟で勝訴すると、被告に対して、以下のような訴訟費用を請求することができます。
〇印紙代
〇裁判所からの送達に要した郵便切手代
〇登記事項証明書の取得費用など
〇書証の作成提出費用
〇承認の旅費日当
もっとも、弁護士をつけて少額訴訟を行っていた場合には、弁護士費用を請求することは出来ません。
武藤司法書士事務所は、法律問題でお困りの方の身近にある司法書士事務所です。
相続から登記、債務整理、訴訟問題まで幅広い分野に精通しております。
少額訴訟についてお考えの方は、武藤司法書士事務所までお気軽にご相談ください。
当事務所の基礎知識
-
マンション管理組合法...
マンションは通常の不動産と違い、一つの建物にたくさんの部屋があります。このことを区分建物といい、部屋の一つ一つの所有者は区分所有者と呼ばれています。区分所有法ではその建物や付属している敷地の管理をおこなうために管理団体を […]
-
相続した土地に抵当権...
被相続人の残した不動産を引き継いだ時に抵当権がついていたらどうすればいいでしょうか。そもそも抵当権とは何なのでしょうか。抵当権とは住宅ローンなどの有担保ローンのことをさします。有担保ローンとは金融機関などにお金を借りると […]
-
不動産を共有名義で相...
不動産は、現金などと比べ簡単に分けて所有することができないという特性からトラブルになりやすい相続財産です。本記事では、不動産を共有名義で相続するデメリットとトラブル例を紹介していきたいと思います。不動産の共有名義とはどの […]
-
住宅ローン完済後に必...
抵当権の抹消手続きは、専門家に依頼するだけでなく、自分で手続きを行うことが可能な場合もあります。今回は、住宅ローンを完済した後に、抵当権抹消の手続きをする場合に知っておくべき知識や手続きの流れについて、解説していきます。 […]
-
個人再生にかかる費用...
個人再生とは、裁判所の認可決定に基づいて、圧縮された借金を概ね三年前後で返済することで、残りの借金の支払いの免除を受けることができる制度をいいます。個人再生には一定の要件が必要とされますが、債務者のメリットが大きいため、 […]
-
株式会社に関する登記
会社登記とは、企業の種類によって登記方法が異なります。株式会社を設立するとなると会社登記が必要となります。株式会社を起こしたときには発起人(資本金を出資した人)が決めた日、もしくは設立時取締役等による調査(設立する株式会 […]
よく検索されるキーワード
司法書士紹介
【代表司法書士】
武藤 清隆
(東京司法書士会所属)
事務所概要
事務所名 | 武藤司法書士事務所 |
---|---|
代表司法書士 | 武藤 清隆(むとう きよたか) |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-7-3 ヴェラハイツ新宿御苑904 |
電話番号 / FAX番号 | TEL:03-3352-8601 / FAX:03-3352-8612 |
営業時間 |
平日:10:00~18:00 ※事前予約で時間外も対応致します。 |
定休日 |
土・日・祝日 ※事前予約で対応致します。 |