遺産分割協議書の作成
被相続人の死亡後、遺言書が発見されなかった場合には、相続人間で遺産分割協議を行います。
この遺産分割協議には、当事者である共同相続人が原則全員参加する必要があります。
一部の相続人が除外されている遺産分割協議は無効であり、除外された相続人は再分割を要求することができます。
そして、遺産分割協議が終了すると、遺産分割協議書を作成することになりますが、この遺産分割協議書においては相続人全員の署名と押印が必要となり、それがない遺産分割協議書は無効となります。
この遺産分割協議書の書式は特に指定がありません。
しかし、被相続人の氏名、死亡した日付、最後の住所、そして全ての相続人の氏名、住所、遺産の分割方法については記載する必要があります。
氏名のあとには届出をしている実印を押し、印鑑証明書の添付も行います。
遺産分割協議書に記載されている住所と氏名は、印鑑証明書に記載されているものと一致している必要があるため、注意が必要です。
司法書士は、相続について法律の観点からアプローチし、ご家族にとって最適な相続を実現いたします。
税の専門家である税理士や争訟の専門家である弁護士などとも協力して、ご相談者様のサポートをおこなっております。
武藤司法書士事務所では、新宿区・渋谷区・中野区を中心に、全国からのご相談を承っておりますのでお気軽に連絡ください。
当事務所の基礎知識
-
相続登記の必要書類
■相続登記に必要な書類とは相続登記を行うには、以下のような資料が必要となります。 〇登記申請書法務局ホームページからダウンロードが可能です。 〇相続登記の対象となる不動産の登記事項証明書(登記簿謄本) […]
-
個人再生をしても車を...
借金を抱えており、生活が苦しい場合、個人再生によって債務整理を行うことが1つの選択肢として考えられます。しかし、債務整理によって車を手放す必要があるのではないかと不安に思い、個人再生に踏み切れないという方は少なくありませ […]
-
個人再生にかかる費用...
個人再生とは、裁判所の認可決定に基づいて、圧縮された借金を概ね三年前後で返済することで、残りの借金の支払いの免除を受けることができる制度をいいます。個人再生には一定の要件が必要とされますが、債務者のメリットが大きいため、 […]
-
共有名義の不動産を相...
相続財産には、現預金や不動産、株式などさまざまなものが含まれます。その中でも、土地や建物である不動産を相続する場合には、注意が必要です。その理由として、不動産は金銭とは異なり、簡単に分けることが困難であることが挙げられま […]
-
【司法書士が解説】未...
相続財産には様々なものが含まれますが、中でも土地や建物といった不動産の相続の際には登記手続きが必要であり、他の相続財産とは異なる側面があります。ここでは、未登記建物を相続した場合の手続きについて、わかりやすく解説していき […]
-
限定承認とは?メリッ...
相続が発生した時、よく取られる選択肢は、相続を承認する「単純承認」もしくは全ての相続を放棄する「相続放棄」の2つです。 しかし、実際にはもう一つ取り得る手段として、「限定承認」があります。今回は 限定承認につい […]
よく検索されるキーワード
司法書士紹介
【代表司法書士】
武藤 清隆
(東京司法書士会所属)
事務所概要
事務所名 | 武藤司法書士事務所 |
---|---|
代表司法書士 | 武藤 清隆(むとう きよたか) |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-7-3 ヴェラハイツ新宿御苑904 |
電話番号 / FAX番号 | TEL:03-3352-8601 / FAX:03-3352-8612 |
営業時間 |
平日:10:00~18:00 ※事前予約で時間外も対応致します。 |
定休日 |
土・日・祝日 ※事前予約で対応致します。 |